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映画 『コドモ警察』公開記念
鈴木福×本田望結×鏑木海智
スペシャルインタビュー

特殊ガスを吸わされ、なんと身体がコドモ化してしまったエリート刑事たち。しかし彼らは敢然と悪の組織に立ち向かう!
前代未聞の設定に、トップ子役をズラリ揃えた内容で人気が爆発したあの連ドラがスクリーンに帰ってきた。
主役の3人に直撃インタビュー!
(文/相田冬二 写真/桂修平)

デカ長はワイルド〜

 あのドラマやあの作品……往年の名作刑事ドラマを思い出さずにはいられない『コドモ警察』。この世界をギュッと締めるのは、おなじみ鈴木福(すずきふく)君。堂々、映画初主演を果たした本作では、もはや当たり役ともいうべき神奈川県警大黒署特殊捜査課のボス、「デカ長」こと大沼茂(50)を演じた。

鈴木福「デカ長はワイルドで、仲間を大切にするひと。カッコいいですよ〜」

 デカ長なのに舌ったらず。なのに、さすがの存在感。誰もが知っているあの国民的スターを彷彿とさせる、貫禄といぶし銀の魅力が匂い立つ。

「低い声、出すのは、難しくは、ないです……
低い声、出すように、気をつけて、ます……」

 本田望結ちゃんや鏑木海智君からの「(ドラマや映画で)低い声なんて出してなかったじゃん!」のツッコミにもめげず、いきなり懸命に「低音ヴォイス」をゆっくり繰り出してくる福君。ボスの魅力が響く、響く……これぞ、誰にも止められないデカ長の独壇場

「慣れたのかな? わかんないけど」

 デカ長を演じることの手応えを訊くと、こんな余裕のアンサー。なにものにも動じない、いつもマイペースな福君だからこそ、あのデカ長が生まれたのだと納得させられる。さて、映画版の好きな場面は?

「好きなのは全部。あとはデカ長のワイルドさ。あ、同じか(笑)。じゃ、優しさ。そこが見どころです」

 あくまでも「ワイルド」にこだわる福君。最後に、デカ長ばりにPRしてもらった。

「『コドモ警察』は最初から最後まで面白いし、アクションもいっぱいあるので、是非楽しみにしてもらいたい。やっぱりデカ長のワイルドなところとか、優しいところを見てほしい。ヘリコプターのシーンもあるし。もう全体が面白いからね。アクションも本格的。なので、是非楽しんで見てください。ドラマはDVD&ブルーレイで。映画は映画館で!」

 デカ長にここまで言われたら、もう駆けつけるしかない!

デカ長/大沼茂(50)役 鈴木福くん(8)鈴木福くん
マイコ/林舞子(30)役 本田望結ちゃん(8)本田望結ちゃん

コドモにしかできないこと

本田望結(ほんだみゆ)ちゃんは、毒舌家の女刑事マイコこと林舞子を快演してくれた。

本田望結「私は30歳を演じさせていただきました。福田(雄一)監督からのアドバイスは、『オレはドMだ!お前はドSだ!』でした。最初、言われたときはよくわかんなかったんですけど、『なんですか? それ? わかんないんですけど』という感じだったんですけど、映画が終わるときに『あ、そういうことなんだ!』とわかりました。ちょっと、ですけど。なんとなくわかりました」

 さすが30歳! のショーゲキ発言。いったい、ナニがどうなってるのか、これは映画を見るしかありません。それにしても、髪をかきあげる仕草も、どこか上から目線なまなざしも、マイコというキャラクターを完璧に作り上げていて、これは圧巻。

「みんなをバカにしてるようなキレイなお姉さんをやらせていただいて、すごくうれしかったし、楽しかったです」

 『家政婦のミタ』をはじめとする数々の作品で知られるトップ子役のひとりだが、望結ちゃん本人は、想像よりもはるかに女の子らしい女の子。気遣いも、恥じらいも、一生懸命話す姿も、すべてが愛らしく、どうしてこんな女の子が、あのマイコになりきれるのか不思議なほど。そんな望結ちゃんのお気に入りのシーンを訊いてみると……。

「望結は、全部が楽しくて、面白かったんですけど、でも学校のシーンがあったり、お家のシーンがあったり、ドラマではなかったようなシーンがあって。ちょっとパワーアップしたようなアクションもあったり、マイコがダマされるデートがあったりして。楽しいマイコとか、いつものマイコとか、そこも見どころです」

 なるほど。鈴木福君が思わず「女の子というより女!」と呼んだのも頷ける、オトナなお答え。「コドモにはコドモにしかできないことがある。オトナにはオトナにしかできないことがある」、そんな発言に望結ちゃんならではの聡明さを感じました。

今年で定年のジジイです

鏑木海智「部下との掛け合いや渋い演技。部下を慰める、しんみりするシーンがあるんですが、そこは渋い演技をしているので見てほしいです」

 自分のアピールポイントについて、そう話すのは、鏑木海智(かぶらぎかいち)君。彼が演じたのは、ナベさんこと渡辺稔(59)。ベテラン刑事の役どころを、実に味わい深い芝居で見せている。

「もう大変です。デカ長より年上なので、オジサンぽくというか、ジジイというか(笑)。その演技をするのはすごく大変でした。今年で定年、という役ですからね」

 実生活ではお父さんから教えてもらった麻雀に夢中という、ちょっぴりオトナっぽい海智君。しかし、映画『コドモ警察』の好きな場面については、やはりコドモらしさがうかがえる。

「僕たち、(役的には)本当はオトナなのに、コドモ化しちゃって、食べものいっぱい食べちゃったりするシーンがあるんですよ。デカ長もソフトクリームをコドモのようにむしゃむしゃ食べてて。そのギャップは面白いですよ」

 鈴木福君や本田望結ちゃんより年長のせいか、いい意味で福君を自由にさせる一方、望結ちゃんからはイジられてもいる海智君。そんな生来の人の良さが滲み出るあたり、やはりナベさんは適役だったのかもしれない。

「やっぱり、ギャップというか、オトナとコドモの差が面白いので、そこを見てほしいですし、ドラマを見てくださった人も、まず、ドラマをもう一回見返して、映画を見てくれたら、一層面白くなるんじゃないかと思います」

 むむむ。まさに、その通り。こうしたキャラクターの立ったドラマ→映画の発展形は、復習してから臨むと、面白さがより一層際立つもの。おとなしそうでいて、ちゃっかり、しっかりPRしてしまう姿勢は、既に未来の名優を予感させる。いつか、この3人が再会して、本物の『オトナ警察』を演じても、かなり面白いのではないか? そんな妄想を働かせる、見事なバランスがこのトリオにはあった。

ナベさん/渡辺稔(59)役 鏑木海智くん(8)鏑木海智くん
鈴木福くん 本田望結ちゃん 鏑木海智くん

コドモなのにオトナ!?

息もぴったりな3人。たとえば、こんな会話。

「でも、コドモなのに警察の役ができるのってスゴイなって。普通だったらオトナじゃないと警察の役はできないはずなのに」
望結
「心がオトナになれて、しかも警察官にもなれて。ふたつ、イイコトができちゃった。それがなんか、うれしい」
海智
「警察(が出てくるドラマ)って、死体にかぶせたシートとかをぺろっとめくったり……」
福・望結
「うわ! こわ!」
海智
「……とかするんですけど、そういうことは(普段出ている作品では)そうそうないんですけど。っていうか、死体が出てくるなんてそんなのないんですけど(笑)。それで、しかもオトナの役もできちゃうっていうのが面白いです」
「警察ごっことかだと……」
海智
「死体見たりはしないよね(笑)」 
望結
「やだ、こわーい!」
「でも、僕は、はやくオトナになりたいな。バイクとか乗りたい」
海智
「学校、行かなくていいしね」
望結
「そうだ! でも、コドモも遊んだり、学校も行けるし。オトナも車に乗れたり、学校とかには行けないけど、料理とか、いろんなこと、コドモのままではできないいろんなことができるなって。コドモができないことも、オトナだったらできる。いまは、もうちょっとコドモのままでいて、それからオトナになりたいな」

そして、望結ちゃんは演じるマイコ同様、冷静な視点の持ち主のよう。ふと、こんなツッコミを。

望結
「……なんか違和感感じる……取材のとき、いつもと違うよね?」
海智
「別に、いつもと一緒だよね?」
「うん」
望結
「福君は福君なんですけど。ナベさん(海智)は、普通そうで、なんか普通ではない」
海智
「そう?」
「望結ちゃんは変わらないよね」
海智
「いつもと一緒」
「でも、こういう格好してると……」
海智
「オシャレでクールで」
「というより、ただの(オトナの)女!って感じだよね。もう女の子じゃない。女!」 
望結
「……恥ずかしいでもないし、うれしいでもないし、面白いでもないし……よくわかんないけど……ありがとう」
福・海智
「(笑)」

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